全国統一学力テスト、全数調査から抽出調査になりそうだという。
もちろん、統計学的に言えば、
毎年全数調査をすること自体には、それほど意味はない。
しかし抽出調査では、公務員にごまかされる可能性がある。
変な話、成績の良さそうな学校やクラスを
選んで調査すればいいわけだし。
東京(杉並?)で独自にやっている学力調査テストでも、
教員が不正に答えを教えたり、
成績の悪い子供をテストの日に休ませていたというニュースが
数年前にあった。
学校教員でも、公務員となると、
そういうことをするんだと言うことは、
頭に置いておかないといけない。
統計の調査としては、成績上位と下位5%をカットすれば、
教員がしっかり教えているかどうかは判定出来るから、
全数調査に出来の悪い子供や学習障害持ちの子供がいても
それほど問題があるワケじゃないンだし。
調査費用が異常
費用に関しても、どうも異常に費用がかさんでいるように思う。
横浜市や川崎市では、毎年秋に公立中学生全員
(1~3年生)が受ける「学力診断テスト」をやっているが、
問題作成と印刷代以外に費用がかかっているとは思えない。
というのも5科目の試験を一日で実施して、
答案もそれぞれの学校で採点して、
点数を教育委員会に報告して集計しているだけのようだから。
この方式でやれば、費用は問題作成と印刷代だけですむ。
テストの採点はもちろん教員の日常業務の範囲内だから、
採点のために人を雇う必要もない。
データはエクセルシートに打ち込んで、
それを提出すれば良いだけだから、
データ打ち込みのための特別コストも必要ない。
営利企業である学習教材の出版社の月例テストなどでも、
問題を送ってもらって塾で採点して、
FAXかインターネットで点数を報告する仕組みだと、
4教科でも1回数百円しか費用はかからない。
データ量だって、数値データだけだし、
全国の2学年分のデータ量というのは、
たったの300万件だから、
無料のデータベースソフトのmySQLでも処理できる。
変な話、スペックの良いパソコンを一台用意すれば、
十分、統計処理が出来るレベルのデータ量なのだ。
データも、国民の大事な資料なんだから、
文部科学省だけが保持する必要はなく
データベースまるごと公開してしまえばよい。
生徒名などは、学校から報告する時点で入れなければ
プライバシーも侵害しようがないわけだから、
そしたら大学の教育学部などでも、
活発に教育の現状について議論されるだろうし、
教育産業も当然分析して問題点を明らかにするだろう。
教育は、国民全体で考えるべき問題であって
公務員がデータを隠したり、
データを独占的に分析して良いものではないはずだ。
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