塾講師に学歴が必要なわけ(4)「き・じ・は」式は絶対ダメ!

できない子供ができない理由には、2通りあります。

 

それは

  • (1)勉強(練習)しないから、できない。
  • (2)勉強(練習)しているけど、できない。

ってことですね。

 

(1)の場合は、単に練習量の問題ですから、練習量を増やすことが必要です。

 

しかし(2)の状態であれば、勉強のやり方自体がマズいわけです。

 

ところが勉強のやり方がマズい子供は、自分のやり方のどこがマズいのかわかりません。

 

優先順位もわかりませんし、何を先に勉強したら、あとあと勉強が楽になるか、何を先に勉強したら、あとで困るか、そういうことも当然分かりません。

 

なので、学校で習った方法や、塾で習った方法を、そのままやるわけです。

 

でも、学校や塾で習った方法が、一番良い方法だとは限らないワケなんですね。

 

たとえば速度の計算で、よく出てくる「き・は・じ」というやつ。

 

距離 = 速さ × 時間

 

というのを覚えるときに使う便法ですが、この時点で私なんかは、「は・じ・き」だったか「き・じ・は」だったかもう混乱しています。

 

速さの定義は、距離 ÷ 時間 ですから、「き」が上に来て、あとの二つが下に来るんだなと、そうやって確認しないと正しいのがどれかわかりません。

 

これなんかは一見便利なように見えて、実は「勉強ができなくなる元」だったりします。

なんせこういう3つの要素が絡んだ公式や法則は、中学・高校と進むに連れて、山ほど出てきますからね。

 

すぐに行き詰まるのは、目に見えています。

 

法則や公式などは、速さの定義式のように
3つの要素から成り立っている公式が非常に多い。

 

濃度の定義しきもそうですし、オームの法則もそうですし、電気関係の法則や定義式は、全部こういうヤツですね。

 

だから「き・じ・は」式でこういうヤツを全部覚えて
混乱しないような人は、これで覚えても良いでしょうが、普通の子供に「き・じ・は」式を教えてはいけません。

 

実際、速さの計算に関してだけでも、小学校6年生で初めて習っても、中学になるとやっぱりみんな混乱しています。

 

「先生、きじはでしたっけ、はじきでしたっけ?」って。

 

中三の理科では、滑車の運動というのが出てきますが、そのときの速度計算でも、混乱している人が出てきます。

 

記憶というのは、記憶の干渉といって、覚えている記憶の上に、別の記憶が入ってくると、混ざったり混乱を起こしたりするもんだから、「き・じ・は」式で覚えた子供は、ずっと混乱が続くんですね。

 

「速さは、距離÷時間」
「速さとは、単位時間当たりに進む距離のこと」
と覚えておれば、あとの二つは式の計算だけですむんです。

 

「き・じ・は」は、便利に見えて、実は勉強をできなくするひどい呪文のようなもんです。

 

こういうのも、失点を減らすための勉強の技ですし、ちゃんと勉強した人なら、定義式から考え始める重要性を知っています。

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