男女の違い、性が違えば勉強法も違う(3)

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NHK特集の話の続き。

 

1月のシリーズは、<『女と男』最新科学が読み解く性>というタイトルだった。

 

3回シリーズ連続放送だった。

 

男女の脳の違いの研究は、まだ成果が出始めたところだから、現時点でわかったこと、ということやね。

 

で、番組で取り上げられたのは、男女別クラスによる教育だった。

 

教育なんてモノは、元々男女別に行われていたものだが、それを再評価しようという試みか?

 

で、どういう授業になったかというと、男の子クラスは、教師がリーダーシップをとり、上下関係をハッキリさせた授業。

 

教師が背筋を伸ばし、ことあるごとに手を挙げ、リーダーであることを示す。

 

生徒にミッションを与え、それを達成させる授業。

 

ただし読書などは、なかなかじっとしていないので、フリースタイルで読ませるという。

 

簡単に言うと、軍隊式・体育会式ってとこか。

 

一方、女子クラスは、2人組で問題を解決させるスタイル。

 

女子は、男性が近くにいると男性獲得競争を始めるが男性がいないと仲良くなるという。

 

まあ、えらく大雑把だけれど、そう言う仕組み。

 

男女別がよいか、混合がよいかは、科目や教授法にも寄るのだろうが、果たしてどういう成果が出るのだろう?

 

女性は地図が読めないのか?

十年くらい前、「話を聞かない男、地図が読めない女」とかいう本が
ヒットした。

 

これは多くの人に共感を与えるタイトルで、文庫になったとき私も読んだが、内容は何にも覚えていない。

 

今ついているレビューを読んでも、否定的なコメントが多く、あまり科学的・実験的な裏付けはないようだ。

 

ただ、女性は男性に対して「話を聞いていない」ということで欲求不満を持っているのはおおまか確かだろうし、男性が女性に対して「地図のようなモノを使えない」と思っているのも確かなんだろう。

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で、番組で紹介されたのは、女性の多くは、途中にいくつも目印をおいて、その目印での行動を指示したメモがあれば、目的地に到達しやすくなると言うということだった。

 

これは、男性が「方向感覚、距離感覚」に比較的すぐれていて、地図を読む際にも距離や方向に関連させて考える。

 

一方、女性は目印となる建物を覚えたり、「Aで左に曲がる」「Bから右側」というような相対的な認識で行動する傾向が強いということだ。

 

番組では、こういう傾向があるのは、進化の過程の経験によるとしていたが、これもまあ、性ホルモンの働きで、脳の違うところが発達するだけかも知れない。

 

まあしかし、「AしたらB、BしたらC」と言うことを教えたとき、ちゃんとその通りやってくれるのは女の子に多い感じはする。

 

男の子の場合は、同じ教え方をしても、自分のやり方を通そう子供が多い。

 

私が長年かけて、最短かつ正答を出す手順を教えているのに、それを身につけようとするのではなく、自分なりの方法を見つけようとする。

 

まあこれは、男女差でない可能性も高いね。

 

血液型的な差かもしれないし。

 

あくまでもこういう研究は、グループ分けしたときの平均値や、モード(最頻値)や分散(散らばり具合)を比較したものだから、個体差(個人差)の方が大きいのも確かだが。

 

ちなみに昔、野球の野村監督が「長島と俺は両方ともB型だが、全然違う」とか言ってたが、これは比較のやり方が間違っている。

 

同じ血液型同士を比べたら、その型の特徴はわからなくなる。

 

当たり前すぎることだが、比較というのは同じグループのモノは比べてはいけない。

 

同グループのモノは、違いではなく共通点を探さないと。

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