塾講師に学歴が必要なわけ(9)学習塾のミッションは学力アップ

学習塾の使命・ミッションとして最重要なのは、生徒の学力を上げると言うことでしょう。

 

大手の塾であろうと、個人規模の塾であろうと、親御さんは子供の成績が悪いから塾に相談に来るわけです。

 

もちろん成績が悪いというのも、「親から見て」ということであり、客観的なことではなく、主観的なことです。

 

だからオール5の生徒でも、オール1の生徒でも、「子供の勉強が心配で、、、」という風に、塾に来られるわけですね。

 

とくに今の公立小学校は、子供の学力について、あまり精度の高いデータを親には知らせないようにしています。

 

実力テストのようなものは行わず、テストと言えば確認テストだけ。

 

つい一ヶ月以内に学習したことを、チェックするだけで、基礎的な読み書きができているか、基礎的な計算能力などが身に付いているかも
親には知らせない仕組みです。

 

中3と小6の全国統一学力テストも、「費用がかかる」という理由だけで、またしばらくは全数調査は行われない模様ですから、客観的なデータは、小学生時代にはもらえないわけですね。

 

なのでちゃんとした親御さんは、自分の子供の読み書きを見てあげたり、学習塾へやって、勉強を見てもらったり、塾のテストで実力を測ってもらったりするわけです。

 

特に学習障害などがある場合、困難があるかどうかは5年生ころから違いが出てきますが、小学校の雑なテストデータでは、発見出来ませんし。

生徒の学力を上げることが、塾のミッションであるとすれば、塾講師は勉強のプロでないといけません。

 

何が大事で、何が二の次のことか、まずそれが分かっていないと。

 

勉強は暗記だ!といって、暗記ばかりさせていても遠回りですし、実践が大事だ!と言って、テスト問題ばかりさせていても学力は上がりません。

 

どういう順番で勉強していけば確実に学力が上がり、どういう勉強法で勉強すれば、点数が上がる、ということを他人に説明できるくらい熟知し、実際に実践している人でないと、話にならないわけです。

 

それには勉強を相当やりこんで成功している人でないと、ダメなんですね。

 

もちろんこれには落とし穴があって、特定の勉強ができる人の方法で、他の人がうまく行くかどうかはわかりません。

 

たとえば、京大卒芸人のロザン宇治原さん。

 

「集中力が30分しか続かないのなら、30分ずつでできることに勉強を区切ればいい」
と言います。

 

人間の集中力が続くのは、約33分だという研究がありますが、それをふまえた上での工夫ですね。

 

これはこれで正しい勉強法だと思います。

 

ところが30分どころか1分も集中出来ない子供には、この勉強法は使えないわけですね。

 

これは勉強に30分集中できる人の話であって、勉強に集中出来ないような子供も一杯いるわけです。

 

 

スポーツやゲームには集中出来ても、勉強には集中出来ない。
勉強していても、友達の動向や、周囲の人間のやっていることに気を取られる。

 

たった一行の計算問題を解くのにも、解き終わるまで集中出来ずに、キョロキョロしている子供もいるわけです。

 

こういう場合、勉強を細切れにして勉強させるだけでは、うまくいきませんから、別の工夫を加える必要があります。

 

たとえば計算方法や解法を、一々口に出させてから解かせるとか、問題文を音読させ、大事なところに印を付けさせるとか、気が散らないような作業をさせつつ解かせるとか。

 

宇治原君の勉強法は、別に間違ってはいないんですが、それは特定の必要条件を備えた人にのみ有効な話であって、この勉強法を利用するには、工夫して前提条件を揃えないといけないわけです。

 

東大生の勉強法だとか、一流大学生の勉強法が
一見使えないように見えるのは、勉強法が使えないのではなくて、使えるレベルや状況にに生徒がいないってだけです。

 

そしてまたそういう勉強法が使えるレベルに生徒を上げるのが、学習塾講師の腕の見せ処と言うもんですね。

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