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男女の違い、性が違えば勉強法も違う(1)

夜中にNHK特集の再放送をやっていた。

今年の一月に放送されたもので、
男女違いについて、近年の研究成果を紹介したものだ。

これによると、男女違いというのは、
性ホルモンのレセプターの分布が異なっていて、
男性と女性では、脳の海馬という器官や、
扁桃体という器官の発達度合いが異なるという。

子供の時から2年ごとに脳のMRI写真を撮り、
経年変化を観察してきた結果、それが分かったという。

元々女性は、脳梁(のうりょう)という器官が男性より太いのだが、
第二次性徴で性ホルモンの分泌が増えた頃から、
男女でハッキリと脳の海馬や扁桃体の大きさが変わるのだという。


日本では誤訳された(?)ジェンダー

実は脳に性差・男女差があるというのは、
ここ十年あまりにわかったことだ。

1990年代前半には、ジェンダー論なんていうのが流行った。

ジェンダーとは、「社会的文化的性差」と言うもので、
生物学的な性の違いとは別に、
社会や文化によって作られた性、だということだった。

当時、私が学んだときは、
「男女には、肉体的な差の他には差がなくて、
社会的・文化的な男女の差別は、社会や文化が作ったもので、
よろしくないものだ」
てな感じだったように思う。

しかしその後、脳の働きがコンピュータグラフィックスなどで
容易に分かるようになり、MRI診断装置で大きさや状態も
簡単に分かるようになってきた結果、
脳にも男女差がハッキリあると言うことが分かってきて、
こういう主張は意味がなくなってしまった。


そしてウィキペディアの記事によると、
ジェンダーが「社会的文化的性差」というのは実は誤訳で、
ジェンダーとは、「社会的文化的な性のありよう」という、
単なる現象のことだという。

つまり、ある文化圏では、
* 男は外で働き、女は家を守る。
* 女性は化粧をし、男性はしない。
* 男はズボン、女はスカート。
というふうに、社会的に分業したり、
服装や化粧など、文化的に違いがある
という事をさしているだけだという。

で、女が外で働いたり、男が化粧したり、
女がズボンをはいたりしてもいいじゃないか!

と言う運動が、「ジェンダー・フリー」という運動で、
これは男女差別撤廃とは、また一線を画すモノらしい。


まあとにかく、そういうわけで、
脳の機能に男女差がないという説は、否定された。

脳にはハッキリ、男女差がある。

ここが勉強において、だいじなところだ。

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