算数・数学が苦手な子供は、速さや濃さも苦手

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算数や数学が苦手な子供というのは、速さや濃さと言った概念が分からない場合が多い。

 

概念と言ったって、速さや濃さというのは、人間が勝手に決めたモノだから、分からないのは当たり前と言えば当たり前なんだけど、計算式自体は単なるわり算だ。

 

速さ = 移動距離/移動時間
濃さ = 塩(媒質)の量/全体量(溶液量)
ただこれだけだ。

 

だからまず、この式をしっかり覚えてもらう必要がある。

 

速さや濃さに関しては、3つの要素があるので、学校や塾では3つの式を教えたりするが、コレは絶対やめておいた方がいい。

 

なぜかというと、混乱するからである。

 

具体的に書くと、

  • 速さ = 移動距離/移動時間
  • 移動距離 = 速さ × 移動時間
  • 移動時間 = 移動距離/速さ

となるわけだが、学年が進むに連れ、理科でオームの法則とか、電力の定義とか、3種類の式ができる法則は山ほど出てくる。

 

だから、覚える式は1個だけにして、それをベースにして考える癖をつけないと、先に行ってわからなくなる。

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定義を覚えると言うことは、かなり重要なことだが、それができない子供や生徒さんが多い。

 

単位変換がわからない
そして、速さや濃さで問題となってくるのが、単位だ。

 

 

物理量というのは、割合や比、定数係数など単位がないモノもあるが
そのほかは単位が絡んでくる。

 

速さの場合、単位時間あたりに進む距離、というのが定義になるが、単位時間と言っても、1秒とか1分とか1時間とか3種類あるし、距離もセンチメートル、メートル、キロメートルという風に3種類で出てくる。

 

このへんがまた、算数や数学が苦手な人には、やっかいだ。

 

単位の変換自体は、4年生5年生で習うことだけれど、これも人間が勝手に作ったものだから、覚えるしかないものだ。

 

秒速10センチは、時速何キロメートルになるか?

 

という問題は、時間の単位変換と距離の単位変換が伴うので、時間も距離も分かっていないと解けない。

 

算数や数学というのは、実はかなり積み重ねが必要な科目なんやね。

 

まあとにかく、定義の式だけ、きちんと覚えるようにしよう。

 

 

(少なくとも単位自体は普遍性はない)

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