来年度から、公立高校の授業料を原則タダにするという。
民主党政権の目玉公約の一つで、子供を持つ親の立場から言えば、
年間十万円~二十万円ほど出費が減るという事で、やれやれだろう。
ただ、だからといって、公立高校を目指すというのは、話の順序が違う。
子供にとって、公立か私学のどちらがいいかが、先に考える事だ。
高校受験の場合、公立を受けるとなると、内申点が大きい。
通知票の成績が良くないと、入試本番で相当の高得点を取らないと、
合格が難しくなる。
神奈川の場合、地域内のトップ校や2番手校に行くならば、
5段階評価9科目の合計で、40くらいは必要になる。
要するに一科目あたり、通知票で4.44くらい必要だって事だ。
コレはかなりのハイレベル。
主要5教科(国・数・理・社・英)がオール5でも合計25だから
残りの実技科目4教科で15必要。つまりほぼ4以上だ。
だから地区内のトップ校や2番手校に進むなら、
通知票は4と5だけという状態でないと無理という事になる。
実技科目が悪くても大学はOK
ところが実技科目というのは、得手不得手があって、
なかなか全部4以上取るのは難しい。
音楽とか技術とか体育というのは、身体を使うものだから、
そう言う習い事を経験した人しかなかなか取れない。
主要5科目がオール5とか4以上という人でも、
実技4科目は3とか2を取っている人が結構いる。
こういう人が進学出来る公立高校となると、
実技科目も得意な人と比べて2ランクくらい下がってしまう。
そう言う子供の場合は、何とか学費を工面して
私学へ行かせた方がいい。
だって大学進学を考えているのなら、実技科目なんて関係ないし。
幸い私学進学には、助成制度を設けている自治体もあるから、
調べて利用した方がいいだろう。
子供を分不相応にレベルの低い学校に行かせるのは、
親としてさすがに気がひける。
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