学力を上げるのは、簡単。だが『簡単』だが難しい
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とある有名アフィリエイターが、セミナーDVDで、「日本語の『簡単』には二種類ある」とおっしゃっていた。
日本語で「簡単ですよ!」と言っても、英語に直すと二種類になると言う。
それは何かというと、<Easy>と<Simple>だ。
イージーというと、簡単にできる、ということ。
シンプルというと、やることが簡単・単純ということ。
だけど、イージーとシンプルは、同じではない。
Easy ≠ Simple
だ。
日本語で、「簡単だ」と言うとき、だから、イージーの意味なのかな、シンプルの意味なのかな?と考えるべきなんだとか。
世の中というのは複雑に見えても実はシンプルなことが組み合わさっているだけ。
物質的には、超複雑な構造のタンパク質も、炭素C・水素H・酸素O・硫黄S・窒素N
という5種類の元素と、シンプルな結合が、複雑に組み合わさってできているだけだ。
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※楽天ブックス広告リンク入試問題のような複雑な問題も、実はシンプルな理屈が組み合わさってできている。
東大や京大の問題も、中学や高校で習うシンプルな理屈が組み合わさっているだけだ。
しかし、炭素C・水素H・酸素O・硫黄S・窒素Nの五つが揃っていなければ、複雑なタンパク質ができない。
それと同じようにシンプルな問題が全部解けなければ、難問や入試問題は解けないようになっている。
シンプルな問題がスラスラ解けなければ、こういう問題は絶対にとけない。
だから複雑な問題を解くより、シンプルな問題を20種類解く方が、確実に学力は上がる。
というか、それができなければ、先には進めない。
偏差値50未満の生徒は、基礎トレーニングに徹すべし、というのも、同じ事である。
学力を上げるのは、実は『簡単』だ。
しかしこれはEasyではなくて、Simpleということだ。
簡単だけど、学力を上げるのは、難しい。
というのも、シンプルな事を、気の遠くなるほど繰り返さないといけないからだ。
やることは簡単(シンプル)だが、決して簡単(イージー)ではない。