中学英語の完成・長文読解錬成 も、良い問題集
更新日:
育伸社の『文法パターン錬成』(標準編・発展編)は、とにかく英文を山ほど書くのに良い問題集です。
公立上位校や、私立の上位校に挑戦しようという子どもには、とにかくこれをやらせるのが早道です。何しろ、中学で習う殆ど全てのパターンの文例が登場しますので、穴があってもそれを見つけることができます。
英語が得意な子どもは、発展編からスタートしても良いですが、基礎固めが必要な子どもには、標準編からやるべきでしょう。そこで穴がなくなれば、発展編に進んでも大丈夫です。
逆に、英語が苦手な子どもの場合、この問題集を使うのは、ちょっと考え物です。
というのも、英文を書く量が多すぎて、めげてしまうからです。
この問題集は、一応受験用で、中3が使うための問題集ですが、中1や中2から、習った部分だけやるという使い方でもOKでしょう。
塾経由で注文してもらえるのなら、一冊手に入れておいてもイイと思います。
何しろ、これに似た市販の問題集というのは、なかなかないですからね。
日々の英語の実力アップに!
※楽天ブックス広告リンク育伸社の英語教材でもう一つオススメなのが、『中学英語の完成・長文読解錬成』という問題集です。
これも標準編と発展編の2種類があるのですが、シンプルで良い問題集だと思います。
学習項目ごとに英語の構文や熟語が2~3つずつ紹介してあって、それを覚えつつ、入試レベルの長文問題に挑戦していく構成です。
標準編は、公立高校の中位より上のレベル向け。
発展編は、私立高校の上位レベル向けで、扱っている構文や熟語などは、もう高校生レベルになっています。
私がオススメする大学受験用の合格英熟語300に載っているような熟語がかなりあって、結構難しめの問題集です。
長文読解問題というのは、一文一文がしっかり読めていて、覚えている語彙・ボキャブラリーもそこそこないと、食あたりを起こしてしまいます。
ですからこの問題集を使うのは、入試の半年前とか3ヶ月前くらいということになってしまうのですが、やるのとやらないのとでは、大きな差が出るように思います。
問題文の全訳も別冊になっていて、一文一文検討することもできますし、かなりいい問題集です。