高校受験・推薦合格をもらうために重要なこと
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高校受験の場合、推薦というのは1つの安全策です。
大学受験とは異なり、落ちたらもう一年浪人...というわけにもいかないので、どこでも良いから1つ行ける学校を押さえておこうというのは、間違った考えではありません。
東京や神奈川では、だいたい1月の20日頃に面接や適性試験(小論文など)で、推薦入試を行うところが多いようですが、ココで合格をもらえたら充分です。
神奈川県では、公立高校の前期試験(面接・小論文)が、1月の下旬に行われますので、そこで合格してもOKです。
で、この推薦の条件ですが、基本的に中学での評点(内申点)によって決まります。
たいていの場合、学校長の推薦に加えて、9教科の合計が、30以上であること
あるいは、主要5教科の合計が、20以上であること
主要5教科に、1がないこと
などといったように、条件が公表されています。
数検や、漢字検定、英語検定なども評価されます。
高校受験で、推薦合格をもらうために重要なのは、もちろん内申点です。
一般的なことを言うと、だいたい、9教科の平均が3以上とか、5教科の平均が3以上あれば、どこかの高校から推薦合格をもらうことができます。
もう少し低い成績でも、推薦合格をもらうことも可能でしょう。
ただし主要五教科(英・数・国・理・社)の中に、1つでも「1」がついていると、話は別です。
これはホントにもう、シビアです。
名前を聞いたことのないような学校でも、断られます。
評点に1がつくってことは、それほど忌み嫌われていて、来てもらったら困る!ってことなんですね。
だから内申点で推薦合格を確保しておこうと思ったら、絶対に「1」は避けねばなりません。行く学校がなくなります。
これは重要なことですから、子どもが中学2年生になったら、とにかく気をつけておくべきでしょう。
注意すべきはやはり、英語と数学でしょう。これには常日頃から、注意を払っておかねばなりません。