勉強の都市伝説(10)受けるだけ校でも落ちる

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受験するだけで入れてくれる高校というのは、確かに存在する。

 

「自分の名前さえ書ければ入れてくれる」なんて言う学校も、あるという。

 

がしかし、子供を塾に通わせているのに、そういう学校を希望する親御さんはいない。

 

なので、入試担当者が「3割くらいの点数をとってもらえれば大丈夫です」と言ってくるような学校の推薦入試を受けることになる。

 

ところが、実際の話、合格するのはそんなに甘くはない。

 

3割という事は、3科目300点満点で、100点前後とってくれれば結構ですと言うことらしいが、この100点弱の点数がとれない。

 

入試問題自体は、かなり易しいのだけれど、その「3割」の点数がとれないのだ。

 

入試問題を見ると、確かに簡単で、数学でも小6レベルの問題もいくつか入っている。

 

英語でも、中学生の英語と言うよりも、小学生のやる英語レベルの問題もある。

 

だから、普通の学力の生徒なら、特に対策せずとも簡単に6割以上とれるような問題なのだ。

 

ところが、こういう推薦入試に飛びつく生徒というのは、こういう問題でも点数がとれない。

 

理由は簡単で、小学生レベルの問題ができないのだ。

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「こんなん、小学生の範囲やんか!」と言っても、そもそもそれができない。

 

中学校では、狭い範囲の定期テストや記号で答える問題で点数をとり、提出物などで「2」とか「3」をとっているが、小学校で習う範囲の知識はすっかりなかったりする。

 

小学校での勉強量が足りずに小学生レベルの知識が定着していないので、入試問題が小学生レベルなのに、点数がとれないのだ。

 

親が子供の小学生時代に、しっかり勉強を見ていなかったツケが、高校入試にまで影響を及ぼしている。

 

しかし、当の推薦入試を決めた親子は、「受験すれば受かる」と勘違いしている。

 

公立高校受験を続けていれば、受験まで緊張して勉強しただろうに、楽をしようと推薦入試に逃げたせいで、もうすっかり受験が済んだという気分だ。

 

これでは落ちるのも当然かも知れない。

 

親も親なら、子供も子供と言うところか。

 

毎年のことだけれど。

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