朝食は、食べた方が良いのか、抜いた方が良いのか?
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未だに結論が出ない事なんだけれど、朝食は食べた方が良いのか、それとも抜いた方が良いのか。
青汁療法で有名だった、故・甲田医師は、朝食は抜いて青汁、ということを奨めていた。
阪大医学部出身の甲田医師は、若い頃から慢性病に悩まされていて、西勝造氏の西式健康法にヒントを得た。
身体の疲れは内臓(胃腸)が酷使されているからだという考えを元に、どうすれば内臓を休めて健康になれるかという事を考えた。
その結果、寝る前3時間はモノを食べない事。
そして午前中は、野菜ジュースだけにする事、という結論に至ったらしい。
午前中、肉体は排出作業で忙しく、食べ物を消化している余裕はない。
なのでビタミンと電解質(ミネラル)と酵素(エンザイム)のとれる青汁だけですませて、消化に時間のかかるタンパク質や炭水化物や脂肪は摂らないといいと結論づけられたようだ。
で、若い頃からすり鉢で青野菜をゴリゴリとすって青汁を作って飲んでいた。
西式健康法には、6つの柱があるんだけれど、そのウチの一つが生野菜をたくさんたべること。それを青汁で摂り出したわけだ。
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※楽天ブックス広告リンク甲田医師の本によると、青汁は可能な限り飲む前に青野菜から作った方が良いという。
理由は青野菜には酵素(エンザイム)が残っていて、それが消化を助けてくれる。
赤星たみこさんのミネラル豆乳ダイエットの本でも、毎朝青野菜をミキサーでジュースにして、それと豆乳と混ぜて飲むと書いてあったね。
ものすごく腹が減っている朝もある。
しかし逆に、朝たくさん食べるべきだと主張している人もいる。
理由は血糖値が下がっていると、頭が働かないからだという。
一日中頭を使うような仕事の場合、日中は血糖値が下がらないように、1日に摂る食事を5~6食に分けて、最初の方に重点を置くと良いという。
こちらの方も、夜寝る前の3時間はモノを食べないんだけれど、とにかく午前中に2回、しっかり食べる。
生野菜もたくさん食べて酵素を取り入れろと言うんだけれど、とにかく朝からちょっとずつ食べて血糖値を上げた状態にしておけという。
どっちが良いのかは、たぶん人によって違うのだろう。
ただ、夜は小食にして、寝る前3時間はモノを食べない、生野菜をたくさん食べろと言うのは、共通しているけど。