「全科目ダメ」の子供の成績を上げるには(2)まずは計算

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全科目ダメ、の子供の成績を上げるには、とにかくまず、すぐに成績が上げやすい科目から手をつける事だ。

 

コレは前回も書いたとおり、ランチェスター戦略の「エリア戦略」というやつだ。

 

限られたエリアに、持っている資源をほとんど投入して、そのエリアだけで成果を上げる。

 

そのエリアで成果が上がったら、その手法を使える、近いエリアにも資源を投入する。
そうやって少しずつ、攻略していくということだ。

 

 

そしてすぐに成績が上げやすい科目とは、ズバリ、数学だ。

 

なぜかというとまず、圧倒的に『覚える事が少ない』からだ。

 

計算練習さえすれば、最悪でも4割くらいの点数が取れる。

 

全科目ダメの生徒というのは、数学でも20点くらいしか取れないので、それをまず50点台に乗せれば、やれば出来るという気になる。

 

もちろんそこからさらに60点、70点と点数を上げるには、文章題や抽象的な問題を解けないといけないわけだが、ともかくまず計算で確実に点数が取れるという事が大事。

 

計算が速くなれば、文章題を解く時間も増えるし、計算を見直す事も可能になる。

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逆に言うと、計算が遅ければ、文章題なんて解きようがないし、解いても計算が合わないから点数にならない。

 

全科目ダメの子供というのは、基本的に、読み書きや計算力がない。
言葉も知らないし、漢字も読めない。計算も出来ないし、遅い。

 

こういう状態を一気に解決出来るような方法は、なかなか無い。

 

だからまず、すぐに点数になりやすい計算問題エリアを攻略するわけだ。

 

もちろん、漢字の書き取りや言葉を学ぶ事も大事なのだが、こちらは時間がかかる。

 

また日常生活に言葉というのは飛び交っているので、それによって自然と語彙が増えるという事も期待出来る。

 

計算と熟語・言葉の学習が、勉強の基本であると言う事は、中学生になっても同じだ。

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