英語の総復習(1)単語の読み方を覚えよう
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高校入試まで3ヶ月を切ったので、英語の総復習について書いていくことにする。
中学生の英語学習のネックになるのは、まず発音とスペリング(つづり)。
英語というのは、日本語のような仮名がない。
仮名というのは「表音文字」で、文字と発音がほぼ1対1になっている。
文字には大きく分けて二種類あって、文字が音を表す「表音文字」と、文字が意味を表す「表意文字」にわかれる。
漢字は意味を表す文字なので、「表意文字」ということだ。
日本語の場合は、表音文字の仮名と
表意文字の漢字をうまく組み合わせることで
文字体系ができている。
ちなみに韓国のハングルは「表音文字」で、文字と音が1対1に対応している。
英語はまず、読み方でつまづく
ところが英語は一見「表音文字」のように見えるが、文字一字が一つの音に対応しているわけではない。
aiueoという母音ですら、強音と弱音の二種類の読み方がある。
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たとえば「A」は、強音では「エイ」と読み、弱音では「ア」となる。
「I」は、強音では「アイ」と読み、弱音では「イ」となる。
子音も、2コ以上の文字が集まると、発音が変わる。
「p」なら「パピプペポ」、「ph」なら「f」と同じ、「psy」なら「サイ」という風に、全然変わってしまう。
これは英語というのが、外来言語をドンドン取り入れてできた結果だ。
英語というのは、ドイツ語と同じゲルマン語系の言葉だが、異民族に支配されたり、ローマやフランスなどから
言葉がたくさん入ったりした結果、こうなった。
なので、文字と発音がキレイに1対1になっていないので、読みにくいわけだ。
もちろん、つづりと発音には対応関係があるので、それさえ覚えればいいわけだが。
見たこともない単語を見たとき、発音出来なければ、フォニックス教材で一度、対応関係を確かめてみた方がよいね。