高校受験、数学の問題集
更新日:
塾でよく使う数学の問題集にも、教科書準拠教材と、非準拠の実力問題集とがある。
教科書準拠の問題集としては
- 中学必修テキスト(文理)
- アイワーク(育伸社)
- Keyワーク(教育開発)
- 中学新ワーク(好学出版)
- ニューベーシック
- (栄光)ワーク
などがある。
難易度的に言うと、好学出版の新ワークと、文理のニューベーシック、栄光ワークが易しいレベルで、教育開発のKeyワークは多少、発展問題が難しいな、というくらいだ。
育伸社のアイワークは、まとめテストなどが別冊で付いていてありがたいが、数学に関してはもう一つ特徴がないように思う。
で、一番使いやすいのは、文理の中学必修テキストだ。
これは要点がうまくまとまっているし、問題の難易度も普通の生徒にはちょうどイイ感じ。
教科書に準拠していない「中学錬成テキスト」とデザインが似ていて、以降するのも楽。
一方、教科書非準拠の問題集としてよく見るのは、
- ウィニング中学問題集(好学出版)
- 新中学問題集(教育開発)
- レベル別・パターン別・実力完成問題集(正進社)
- 中学実力錬成テキスト(文理)
だ。
他にも育伸社のシリウス21というのがあるが、数学に関してはやはりちょっと弱い感じがする。
日々の英語の実力アップに!
※楽天ブックス広告リンクで、難関・上位の高校を狙う中学生にお勧めするのは、『レベル別・パターン別・実力完成問題集』だ。
これは、他の問題集には殆ど載っていない、数列の問題もたくさん載っている。
中3の巻でも、中1・中2の範囲の入試問題が山ほど載せてあって、かなり骨太の問題集だ。
難度的には、やや難~難という感じで、決して易しい問題集ではない。
というのも、要点・例題・ベーシック・アドバンス・スペシャル、というように、4段階に分かれていて、かなり難しい問題まで載せているからだ。
スペシャルともなると、東大合格者数ランキングの常連校や、早稲田や慶應などの難関高校の問題がずらり。
正負の数など中1で習う単元でも、かなりややこしい計算問題が載っているから、数学が相当できる子どもでも、かなりの歯ごたえがあるだろう。
他の問題集なら、文理の『中学実力錬成テキスト』か、好学出版の『ウイニングPLUS中学問題集』(ウイニングの発展編)あたりになる。
教育開発出版の『新中学問題集・発展編』も悪くはないが、これはちょっと古い気がする。
難関高校の場合は、図形の問題が多い上に、それを避けては通れないので、これらの問題集に正面から取り組む必要があるだろう。