試してガッテンでやっていた記憶術、超簡単な方法!
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超簡単な暗記術。こうすれば忘れない?
先日のNHKの「試してガッテン」で、物忘れ防止のコツというのを放送していました。
15コの用事をリストにして、それを全部やってもらうという実験で検証していました。
実験内容は、
- ベッドの上の本を本棚にしまう。
- 衣装ダンスからYシャツを出す。
- カーテンを閉じる。
- 灰皿をひっくり返す
などと言った簡単な作業で、●●を××するという用事が15こあるんですね。
それを決められた時間内に
いくつ出来るかという実験です。
若い人チームは平均8コくらいの用事をこなせるのに、高年齢チームは、6コくらいしかこなせません
そこで試してガッテンでは、高年齢チームにある秘策を授けたところ、なんと作業内容を変えたのに、9コ以上覚えていました。
中には15コ全部出来た人も出てきました。
はたして高年齢チームに授けた秘策とは?
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※楽天ブックス広告リンク年を取るに連れて、物覚えや物忘れがひどくなるもの。
ところが実は、正解を見せると
「ああ、そうそう!」
ということになるんですね。
これはモノを覚えていないのではなくて、思い出せないって事。
別の実験では、文章の赤い文字だけ覚る実験で、不思議なことが起こりました。
覚えるべきなのは赤いところだけなのに、その前後まで覚えているんです。
ところがその前後の言葉は思い出せるのに、覚えないといけない部分はうまく思い出せない。
これも正解を見せると、「ああ、それそれ」
ということになりました。
要するに、脳にはちゃんと情報が入っているのに、必要な部分をうまく取り出せないって事だったんですね。
覚えるべき事は、イメージしながら覚える
番組スタッフが、高年齢チームに授けた秘策とは、じつはたった一言
「イメージして下さい」
ということでした。
15コの覚える用事を、自分がやっているイメージをしながら覚える。
いわば、予行演習を頭の中でやってみるようなもの。
シミュレーションですね。
一回頭の中でやったことをもう一度再現するだけですから、しっかり覚えていたわけですね。
これは私の英語教材の中にも書いておきましたが、英文を覚えるときにも、その状況をイメージすることが大事なんですね。
合格英熟語300の始めに、I didn't recognized him at first.
という例文がありますが、これをただ唱えているだけでは頭に入りません。
状況を自分でイメージしながら唱えてみる。
たとえば同窓会で、見知らぬ男性がいる。
最初は誰だか分からなかったけど、実は●●君だった。
I didn't recognized him at first.
そうやって文章を腑に落とすと、忘れにくくなるわけです。
recognize 「認識する」
at first 「最初は」
とバラバラに覚えるより、定着率は全然変わってきます。
英語の勉強は、とにかく英文をそうやってイメージに関連づけて
覚える癖をつける事です。