塾講師の学歴(10)他人の勉強法を取り入れない塾講師は最悪

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世の中には、「何々式勉強法」というのが山ほどあります。

 

前回書いた、京大卒芸人として有名な「ロザン宇治原」さんの勉強法などもそうですが、少し前は、「ドラゴン桜」式勉強法の本がたくさん出ていましたね。

 

ドラゴン桜は、私立高校の経営を立て直すために、東大合格者を出すというミッション(使命)の元、ゲリラ的な、しかし受験の本質に迫った勉強法を
数々紹介するという斬新なマンガで、テレビドラマにもなりました。

 

続編にあたる転職マンガの「エンゼルバンク」も、もうすぐドラマになるそうですが、ドラゴン桜では編集者のツテで東大卒の人から山ほどいろんな勉強法を聞き集めて、共通する有効な勉強法を構成していたそうです。

 

最後の方はもう、テクニックが出尽くしてしまったのか、スカスカになってしまいましたが、生徒が自分なりの勉強法を確立してしまうと、あとはもう大したアドバイスなど必要ないので、これはまあ当然と言えば当然かも知れません。

 

勉強も武道やスポーツと同じく、ある閾(いき)以上になってしまうと、筆舌に尽くせない部分ばかりになってきますし。

 

ドラゴン桜の著者の三田 紀房さんは、ビジネスの自己啓発書のようなモノも
いくつか出版されていますが、いずれも一般的な風潮とは真逆の主張をされています。

 

「個性を捨てろ、型にはまれ!」などというのは、ものすごく根本的なところをハッキリ言葉にしていて、「個性を伸ばすことがよいことだ」という刷り込みを、いつの間にか漠然と受けてしまっていた自分に気づき、読んだときはビックリしたりしました。

 

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話は少し逸れましたが、そういうわけで、毎年のように新しい「勉強法」の本が出版され、そしていくつかを残して、残りは消えていきます。

 

これは毎年山ほど出てきては消えるダイエット本や健康本に似たような話ですね。

 

つまり「決定的な本」というのがなかなか無いからでしょう。

 

実践すれば必ずやせられる、、、けど、実践するのが難しいとか、実践しても、生活習慣や身心のタイプによってやせられないとか、そう言う感じで、なかなか成功に至らない。

 

で、挫折した人がまた他のダイエット本に飛びつくということで、毎年山のように新しいダイエット本が出るわけです。

 

勉強法の本の場合も、多くは

 

読む → やってみる → 続かない・効果が出ない → 他の本に飛びつく

 

と言うパターンで、毎年新しい本が出てくると言うことですね。

 

だから「勉強法の本なんて、役に立たない」と一蹴する人もいます。

 

特に学歴コンプレックスのある人などだと、ヒステリックに無視したりします。

 

しかしそういう塾講師は最低ですね。

 

学習塾のミッションは、生徒の学力を上げてやること。

 

他人の勉強法は、研究する対象ではあっても、無視したり拒否する対象ではないわけです。

 

和田先生の方法でも、宇治原君の方法でも、八田ちゃんの方法でも、それをどうやったら指導法・学習法に取り入れられるだろうと研究するのが真摯な態度せしょう。

 

「東大だとか医学部だとか言っても、使えねえ」というような講師や塾は、絶対にやめておいた方が良いですね。

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