学力は、家庭学習で9割決まる
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「成績が上がらない」と言って、塾を辞める生徒。
「成績が上がらない」と言って、転塾してくる生徒。
しかし同じ「成績が上がらない」と言っても、中身は全然違う。
親が最大限の努力をしているのに、成績が上がらない場合。
そして親がほとんど大した努力をしていないから、成績が上がらない場合。
家で子供が勉強していない場合、塾でどうやっても成績を上げることなんかできない。
塾でいくらアクセルを踏んでも、家庭でブレーキをかけているようなもんで、上がるはずの勉強量でも上がらない。
だいいち親が学校や塾に丸投げしているわけだから、子供だって同じように学校や塾に丸投げだ。
それでちょっと怒るとそれだけで不満げな顔をして、完全に「お客様気分」である。
塾に来ているのに、お客様気分の子供は、自分で自分の成績に責任を持たないから、当然成績なんか上がらない。
もちろん前者の場合でも、親自身は最大限の努力をしているつもりだが、実は、努力している家庭の10分の1も
していなかったりするから要注意。
自分の努力は自分がよく知っているが、他人の努力は見えないものだから、他人並に努力しているような顔をしているが、実は全然足りなかったりする。
特に30代40代の若いお母さん方の中には、鼻っ柱だけ強くて、中身がスッカラカンの人もいるので、「親は子供の成績がよいと思っているが、実はそんなに良くない」
...と言う場合もある。
こういう場合も、転塾しても成績は良くならない。
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努力している人や家庭というのは、「もっと家で努力できる事があるはずだ」
「もっと良い方法があるはずだ」
という姿勢を持って常によいモノを捜しているので、服や持ち物を見ても、子供は良い服を着ているし、親も実用的でかつ小ぎれいな身なりをしている。
間違っても塾に、ラメ入りのキラキラした服など着てこない。
まあそれは余談であるが、どちらにせよ、小学校中学校レベルでは、家庭学習がもろに学力に反映される。
ただ高校生から上は、家庭学習が行き届いていても、そう簡単にはいかないんだけどね。