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英語の総復習(4)SVO文は、動作を表す動詞の文
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高校入試のための英語学習法、核文(基本文)の学習の続き。
英文は述語動詞に着目すると、
「動作を表す動詞」と「状態を表す動詞」
の二つに分かれる。
なので、
- 「動作を表す動詞を使った文章をSVO文」、
- 「状態を表す動詞を使った文章をSVC文」、
とそれぞれ呼ぶことにする。
SVC文に関しては、前回書いたが、be動詞グループの文だ。
例として次の4文をあげた。
- 1. I am a student.
- 2. You are in New York.
- 3. He is happy.
- 4. She looks sad.
2番目の文章は、学校で習う5文型では第一文型(SV)ということになるが、5文型法では動作動詞のSVも、状態動詞のSVもひとまとめにしている。
しかし動詞のタイプで分ける2文型法では
SVCと、SVOの両方にSVがあることになる。
この辺が、5文型と2文型では大きく違うところだね。
SVO文、動作動詞の文章
さて、動作を表す動詞が作る文章のことをSVO文と呼ぶことにする。
例を挙げると、
- I go to school.
- You should study English.
- He gave her a birthday present.
- She saw him running.
などになる。
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※楽天ブックス広告リンクこの例は、五文型法で分類すると、
- 一番目は、第一文型(SV)
- 二番目は、第三文型(SVO)
- 三番目は、第四文型(SVOO)
- 四番目は、第五文型(SVOC)
というふうになる。
ところが実は、この文型の分類は、動詞の意味が分かれば、なくても意味が取れる場合がほとんどだ。
たとえば一番目は、「行く」ということだから、「どこに?」「どのように?」「誰と?」という言葉が
必要かな?と予想が付く。
この場合、「何を」を表す目的語・対象語(O)は、必要ない。
二番目のstudyは、「研究する」という意味だから、「何を」という言葉が必要になってくる。
三番目のgiveは、「与える、あげる」という意味だから、「何を」「誰に」という二つの言葉が必要になる。
最後のseeの場合は、「見る・見た」という意味だから、「何を」という言葉が必要で、その中身が文章になっている場合だ。
この場合は、「彼が走っている」のを見たということで、実はSVOCではなく、SV(S'C)と捉えれば、ただのSVO文ということだ。
★2文型法といえば、かんべやすひろさん。