高校受験、学校の授業だけで良いの?
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高校受験では、言わずもがな、日頃からの勉強が重要だ。
毎日勉強して備えれば、高校受験など恐れるに足らず。
教科書の内容を家でしっかり復習して、市販のドリルでもやっておれば良い。
そして中学の定期テストでしっかり点数を取り、学校で配られるワークなどの提出物をしっかり出しておれば、成績も上がる。
公立学校の場合、学校の成績が「内申点」として、高校受験の際の点数として用いられるため、学校の授業をしっかりこなして定期テストで良い点を取るだけで、高校受験がかなり有利になるのだ。
そのためほとんどの学習塾では、中学の定期テスト対策や内申点アップを公約して、それで生徒を集めている事が多い。
ところがそれだけでは、受験は心もとない。
公立高校の場合、都道府県ごとに共通問題で受験が行われるが、上位校だけ独自問題が使われることもある。
また中堅以上の私立高校の場合、出題傾向が公立高校とは違うから、教科書だけしっかり勉強していても、太刀打ちできないことも多い。
内申点アップを謳っている学習塾では、公立高校の合格実績ばかり大々的に宣伝しているが、これは逆に言うと難関私立高校への合格実績を強く押し出せないからでもある。
ではどうすればよいのか。
高校受験に臨むのであれば、受験用の問題集やドリルを使えば良い・・ということになる。
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上位校の高校を受験する場合や、難関私立高校を受験する場合、学校の教科書の内容だけ押さえていても、対応できなかったりする。
というのもこれらの上位高校では、試験内容が教科書内容を逸脱している場合もあるし、教科書の隅に載っているようなところを取り上げてきたりする。
高校側としては、入学後、自校の授業について来れるかどうかを試しているわけだから、レベルの高い高校ほど、レベルの高い学力を試そうとする。
となると、学校の授業だけ受けて、家庭学習で復習やドリルをやっているだけでは、全く学習量が足りない。
特に英語なんかはそうだ。
そこで使えるのが、くもんの市販問題集の一つ「できた!」シリーズだ。
特に「できた!中3英語 単語・読解 (中学基礎がため100%)」は、オススメだ。
できた!中3英語 単語・読解 (中学基礎がため100%)
この問題集は、左ページに単語や連語、熟語などのリストが載っているから、辞書を引かなくても良い。
左ページ(語彙リスト)
英語の学習で常に問題になるのは、英語の語彙力がないことだ。
しかし単語や熟語を覚えないと英文に当たれないのであれば、そこで学習が止まってしまう。
そのため、この問題集では左ページで語彙リストの問題を載せて、ページ下に答えを載せてあるのでわからない語彙があれば、すぐに答えを見ることができる。
もちろん語彙力をつけるためには、左ページをしっかりやることも重要だが、右ページの問題を先にやってわからない語彙を左ページで調べるというやり方でも使えるのがこの問題集の利点だ。
右ページ(英文と小問)
右ページは英文のトピックスが載っており、5問ほどの問題が載っている。
問題の難易度的には、難関私立高校の問題ほどは難しくないが、しかし英文をたくさん読むというのが英語学習で必要だとすれば、十分な分量だと思う。