推薦合格は普段勉強している人へのごほうび
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高校受験で、推薦合格を勝ち取るために、何をやれば良いんでしょう?
それは実は、「勉強」です。
変な話、推薦というのは、顔つきで決まります。
顔つきがしっかりしておれば、面接点がよくなるので、合格できます。
要件を満たしている場合は、面接や小論文で普通に応対できれば通りますが、多少足りない場合は、顔つきで決まります。
ところが勉強しているかどうかは、顔つきに出てしまうんですね。
必死で勉強している子どもの場合は、顔つきは精悍になりますし、反応も速い。
受け答えも、言葉を選んで答えようとしますし、考えている様子が見て取れます。
ところが「推薦合格で、楽に進学しよう」と考えている子どもの場合、楽するために受験しているので、すぐにわかってしまいます。
普段からボンヤリ勉強しているので、そのボンヤリが面接官にすぐ伝わるのです。
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※楽天ブックス広告リンクこれは、親御さんにも言えることで、自宅で勉強をみずに、塾に勉強を丸投げするような親は、すぐにわかってしまいます。
わかっていないのは、本人だけで、しかも「成績が上がらないから、他の塾に行かせる」と転塾します。
替えないといけないのは、塾じゃなくて親の方だと思いますが、わかってないからダメなんです。
生徒が欲しくて欲しくてたまらないような高校では、要件が多少足りなくても、専願(せんがん:受かったら必ずその学校に行くこと)ならば、すんなり推薦合格が出ます。
しかし中位レベルより上の高校で、できる子どもを集めたい学校の場合は、もう顔つきが勝負です。
こういう学校は、卒業後の大学への進学実績を上げたいと思っているので、やる気のある子どもを取りたいのです。
そうなると、ボンヤリしていても実際はよくできる子どもか、今はもう一つだけれど一生懸命やる子どもを取ろうとします。
成績がずば抜けている子どもならともかく、中途半端な成績の子どもの場合は、もう元気さとやる気で判断します。
推薦合格は、普段勉強している人へのごほうびであって、楽する手段ではないと考えてください。