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系列高校に進学させてもらえない子供たち(4)逃げる親
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中学受験をして、中学に合格したのは良いけれど、そのあと学校の授業についていけない子供。
こういう子供は、大きく分けて3パターンある。
- ひとつはもう、ずっとふてくされている子供。
- もう一つは、がんばろうとするんだけれど、続かない子供。
- あとまあ、多少学習障害の気があるのに、親から甘やかされている子供。
ずっとふてくされている子どもというのは、ハッキリって、なかなか学力は上がらない。
というのももう、勉強に対する興味がなくなっていて、遊ぶ事しか考えていない事が多いからだ。
基礎学力が全くと言っていいほどないので、何をやっても分からない。
分からないから「やってもしゃーない」という態度だ。
通っている学校名を聞くと、中学の偏差値は悪くない。
中学受験では、そこそこしっかり勉強できたはず。
少なくとも漢字の読み書きや、計算はやってるはず。
ところがそんな片鱗など、かけらも見られない。
2年間遊ぶと、こんな感じになってしまうのかと思うくらい。
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※楽天ブックス広告リンク「中学に合格しさえすれば、、、」という感じで子供に中学受験させて、中学に合格したらもうお役ご免とばかり、親が逃げてしまった感じ。
子供は中学に合格したあと、ハシゴを外されて、学校にも勉強にもついていけず、ふてくされてただ生きているだけという感じ。
こういう子供の場合、親に対する信頼はもうゼロになっているし、親から受けた仕打ちがトラウマになってしまっている。
トラウマとは、心に受けた傷の事だけれど、問題なのは、似たような容姿の大人に対しても、自分の親に対するのと同じ態度を取ってしまう事。
他の大人に対しても信頼が置けない状態になっているから、「1から勉強し直そう」なんて気持ちにはなれない。
だから残念ながら、受験勉強させようとしても、なかなかうまく行かない。