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中学生向け教科書準拠問題集のいろいろ
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塾用教材を販売している会社には、3つのタイプがあります。
- 一つ目は、塾用の教材だけを作っている会社。
- 二つ目は、塾用の教材と、模試などのテストを作っている会社。
- 三つ目は、市販の教材と塾用教材の両方を作っている会社。
一つ目の、塾用教材のみを作っている会社というのは、たいてい規模が小さく、教科書準拠の教材を作る力はありません。教科書非準拠の、オリジナルの教材で、会社を支えています。
こういう会社の教材は、長年にわたって練り上げられたもので、特定の科目に秀でた教材があるのが特徴です。ですので、学習が遅れている子ども、あるいは学習が進んでいる子どもに向きます。
要するに学校の授業を無視せざるを得ない子どもか、学校の授業が簡単すぎる子ども向きですね。
教科書準拠の中学問題集
さて一方、規模の大きな出版社では、教科書準拠の教材を作っています。
教科書準拠の問題集というのは、学校で使っている教科書の内容に沿って構成された問題集ですね。
中学生向けの塾用教材としては、
- 教育開発出版の『Keyワーク(キー・ワーク)』
- 育伸社の『iワーク(アイ・ワーク)』
- 文理の『中学必修テキスト』
- 好学出版の『中学新ワーク』
などがあります。
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教育開発出版や育伸社という会社は、独自で模擬テスト・学力テストなども行っており、かなり内容の濃い問題集になっています。
こちらは私立中学や塾などにしか教材を販売しないという教材専門の会社ですので、それに基づいた独自のノウハウを盛り込んでいるのが特徴です。
一方、文理という会社は、教科書ガイドなどといった市販教材も手がけている会社です。
塾用の問題集は市販の問題集よりも紙質はやや落ちますが、ページ数が多く、充実しています。
好学出版の中学新ワークは、この四つの中で一番平易な感じの問題集です。
理科や社会はカラーページも多く、個人的には一番好きな問題集です。
育伸社のiワークの理科と社会もカラーページが多く、好きですが。